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卒業30周年記念クラス会の開催報告

幹事 辻 隆弘・古山 雄一
 今般、下記のように神戸商船大学航海学科25期・機関学科25期・原子動力学科5期の卒業30年記念クラス会を開催しましたのでご報告します。


1. 開催日時:平成22年10月23日(土)~24日(日)
2. 場所  :神戸大学 海事科学部
3. 出席者 :47名
4. 記念行事
  1:海事博物館見学・深江丸の視察・学内散策
 1980年の卒業以来はじめての合同同窓会であり、30年前の入学時と同様に、旧神戸商船大学海事資料館前を集合場所としました。
「5分前の精神」よろしく定刻1400には予定者全員集合。
恩師の本田啓ノ輔先生をお迎えし、35年前の入学の時と同様の場所で記念撮影を行いました。
北は北海道から、また南は九州から、この日のために参集した仲間は47名を数え、
中には前日の22日、ばら積船の船長としてオーストラリアで下船、当日早朝に成田着、家に帰らず直接、新幹線で参加した猛者もおり
30年ぶりの旧交を温めました。その後、N24期の先輩であり、帆船「海王丸」実習時のボットムオフィサーであった現深江丸船長の
矢野吉治准教授(因みに「日本丸」はN23期古荘教授、当日は中国出張で不在)の案内で海事博物館と深江丸を視察し、
大学の現状についても説明していただきました。30年前とは様変わりし、阪神淡路大震災を経て、
大学は神戸大学に、深江丸は3世に、進徳丸はメモリアルに、白鴎寮は4人部屋から個室に、海事資料館は博物館にと変わり、
時の流れを感じた次第です。


  2:記念植樹
 大学正門を入って左側の木立の中(30年前は掲示板があり、我々の合格発表もここに張り出された)に、記念植樹を行いました。
今年の暑さは格別でしたので、暑さに強いオリーブを植え、参加者一人一人鍬入れ行い、記念としました。
また、在学中からクラス担任として我々を導いてくださり、86歳になられた本田先生に感謝を込めて花束を贈呈しました。
先生からは「今日は皆にお会いでき、うれしい」と感謝の辞が述べられ、「いつまでも元気に、活躍を祈る。」とのお言葉があり、
記念植樹セレモニーを終了しました。

記念のオリーブの樹


記念植樹の名盤

  3:懇親会
 大学からチャーターバス「We love Kobe」号に乗り、懇親会場である「ホリディ・イン・エクスプレス新神戸」へ。
ホテルでは東京商船大学の同期生と合流し、合同大クラス会となりました。
懇親会は我がクラスの学籍番号トップの阿部雅之君の乾杯によりスタート。
辻の進行役で時間が経つのも忘れるほどの盛り上がりを見せました。
特に、入学時に撮った拡大記念集合写真の前では、30年前の紅顔華麗な美少年と現状の比較を行い、変化した自分を確認し、
爆笑の渦となっていました。途中、数人の方には現況報告・ビジネスの話・趣味の話をしていただきました。
また、フィリピン出張中の山本浩司君からお祝いメールが届き、ご披露させていただきました。
そして、前日までLNG船の船長実務を執っていた井筒君からは昨今の海運界のお話がありました。
 宴もたけなわとなり開始から3時間が経ち、出席者の中で最後の学籍番号である吉田明彦君の一本締めで中締めとなりました。
最後に母校の発展と各位のご健勝とご活躍を祈念するとともに、同じ釜の飯を食った仲間の「絆」を確認し、再会を誓い、
卒業30年大クラス会は無事終了しました。



  4:ゴルフ
翌日は黒田富治君のお世話により、神戸垂水カントリーでゴルフコンペが開催され、エンジョイされました。
若々しいナイスプレー?続出だったそうです!

最後に、今回本同窓会開催にあたり、神戸大学海事科学部同窓会である「海神会」から多大なご祝儀をいただいたことに深謝し、
同窓会の益々の発展をお祈りします。

以上