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オフショアセーリング部が世界大会で優勝しました !

2017年10月25日

10月16日から10月22日の日程で、フランスのマルセイユ・フリウル島で開催された
大型ヨットの学生世界選手権「Student Yachting World Cup 2017」で、
神戸大学オフショアセーリング部が優勝しました。日本チームの優勝は初めてであり、
ヨット強豪国の多いヨーロッパ勢の中での優勝は快挙です。


参加チームは、ヨーロッパを中心としてアイルランド、スコットランド、イングランド、
ノルウェー、スイス、ロシア。アメリカ大陸よりカナダ、アジアからインドネシアと
日本の全9チームが参加し、7日間で16レースが行われました。

神戸大学チームは、海事科学部9名と農学部1名(内3名女子)の構成で、日本から9名が
フランスへ移動し、東欧留学中の学生1名が留学先からフランスで合流と、
まさに世界を股に掛けるチームでした。
  

大会では、1日に4〜6レースと、世界大会に相応しい厳しく密度の濃い対戦が
行われました。神戸大学チームは、初日は中位の総合順位に位置していましたが、
徐々に順位を上げ、大会4日目には総合3位にまでに上がり、大会5日目にはさらに
得点差を詰めて、1位~3位までが1点差に並ぶ接戦となりました。
翌日のレースでは上位3チームの熾烈な3つ巴のレースが展開され、神戸大学チームは
1位、2位、1位、2位と追い上げを見せ、競合する2校をかわし、総合1位に
踊り出ることになりました。上位2艇は英国艇で、セーリングの盛んな英国において、
質、量ともに厳しい国内予選を勝ち抜いてきたチームであり、そのチームと対等に
戦えたことは素晴らしいことです。


海上では連日熱戦が繰り広げられましたが、レース後、陸上では毎晩パーティが行われ、
初日の開会式ではチーム紹介があり、大会2日目にはお国自慢パーティが開催されました。
各チームは自国の飲みものや食べものでオモテナシを行い、神戸大学チームも日本酒、日本食で店を開き、各国の同世代の若者と、ダンスに歌にと交流を深めました。
表彰式では、各国の学生から日本チームの初優勝に祝福を受け、歴代の優勝者名に
Japanの名前を刻み、歴史の1ページを書き加えることとなりました。

大会成績

  • 大会名:Student Yachting World Cup 2017

  • 開催地:Marseille・France

  • 日程:October 16th- 22nd

  • 主催校:École Polytechnique(France)




関連リンク

(オフショアセーリング部・広報課)